ちょっとだけ緊張(蝶多村〜幕別町)

エゾトリカブト(2022.09.03 蝶多村)

 昨日Fieldは、67歳の誕生日を迎えた。様々な方々からお祝いのメッセージを頂いた。そのお気持ちはとても有り難く思いますが、自分自身で目出たいとは思えなくなってきている。いやーまた1つ歳を重ねちゃったかぁ!ってな感じです。人生60年と幾度も聞きながら育ったので、いつ逝ってもおかしくありませんからね。
 そうして、今日、67歳の第一歩、どこかへ行かなければ。でも、お天気は曇りで、気温は23度の予報です。では、取りあえず近場で…となると、やはり行くのは蝶多村ですね。
 林道にで、蝶が来るかも…と思える花は、オオアワダチソウとエゾトリカブトくらいしか咲いていませんでした。

 

ゴマシジミ(2022.09.03 蝶多村)

 先ず見つけたのはゴマシジミでした。擦れているという印象ではありませんが、何だか黒ずんでいる印象でした。
 他に見つけたのは、擦れてボロボロはミドリヒョウモン。後はスジグロシロチョウくらいでした。

 

エゾリス(2022.09.03 幕別町)

 特に良い写 真も撮れずに帰るしか無さそうです。帰宅前に立ち寄ったのが、幕別町の公園です。そう、いつも9月末にイチモンジセセリを狙う場所なんですが、時にはシマエナガの写 真も撮ったことがあるので寄ってみました。
 花畑には結構な数のシロチョウが舞っていましたが、取りあえず撮影したのはエゾリスでした。距離があったので余り良い写 真にはなりませんでした。

 

モンシロチョウ(2022.09.03 幕別町)


 花壇のシロチョウは時に4頭で卍飛行をしていたので、そんな写 真は撮れないかと、少し真剣にカメラを向けてみて、驚きました。スジグロシロだと思い込んでいましたが、何と全部モンシロチョウでした。
 近年、スジグロシロは沢山見ますが、一ヶ所でモンシロをこれだけの数目にしたことは有りませんでした。この現象って一体何が起きているのでしょうね。

 

モンキチョウ(2022.09.03 蝶多村)

 更に、ここで少し緊張して撮影したのがモンキチョウでした。何と!2022年初のモンキチョウ撮影でした。例年ですと、モンキチョウはついでに撮るという種類です。確かに今年、数度は目にしていましたが今まで撮影できていなかったのです。発生数も例年より少なかった気がします。
 一体、今年はどうなっているのでしょうね。例えばオオバナノエンレイソウの群生が見られなかったり、例年真夏日が多く、様々な種類の野草がご免なさいしているシーンも見ていません。お盆前後では天候も気温もまずまずなのに、蝶の発生がかなり悪い気がします。

 
例年にない季候の変化が、蝶の発生に大きな影響を与えている気がしてなりません。今年も蝶シーズンはあと僅かですが、可能な限り観察を続けたいと思います。


  

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