霧氷風景

霧氷風景(2020.01.12 合流点付近)
 今頃ではございますが、明けましておめでとうございます。みなさまいかがお過ごしでしょうか?Fieldは正月休みもなく昨日(1/11)少し、そうして今日はようやく完璧に休養いたしております。本日朝、浦幌へ行こうかと思っておりましたがどうも元気が出ず、それでもようやく重い腰を上げて車に乗りましたが、札内川を渡ろうとした時に目にした霧氷がやたら綺麗に見えた物で、1時間もかけて浦幌まで行かずとも、ここで良いじゃん!そう考えました。
 浦幌へ…と考えたのは、まず第一にこのField Note令和2年版をスタートさせたい!その為の写 真…タンチョウか渡り鳥…と思ったのですが、どうもイマイチ力が入っていませんでしたので、この景色を見て“ラッキー!”と思ったことは否めません。

 

霧氷風景(2020.01.12 合流点付近)

 先ずは2019年の総括です。2月にイタリア人のルチアーノが、フランス人6人を連れて釧路に来てくれました。彼に出逢ってから15年くらいでしょうか、こうして声をかけてくれる彼に感謝!3月には沖縄へ行きました。蝶…と言うより観光ですかね。初夏、帯広駅前の寒暖計が壊れました。38度超えというFieldも記憶に無い程の高気温のせいでした。これは今年期待できるぞと思ったのでしたが…
 逆にその高温のため、様々な植物がしおれ、うなだれているのを目撃しました。そんな中で本州方面 からやって来たアサギマダラを目撃!まー数年に一度は見ていましたが、何と、2019年は4度の目撃でした。これって秋には道産子(北海道生まれ)のアサギマダラが見られるのではないかと大きな期待をしました。ところが…
 8月から、週末毎に雨に祟られ、その思いは叶いませんでした。そんな2019年の漢字にFieldが選んだのは“滞”の文字でした。毎年、一歩でも前に進みたいと思い続けていましたが、2019年は一歩も前に進めなかった気分です。

 

霧氷風景(2020.01.12 合流点付近)

 では、2020年はどうするのか?毎年“ニンジンをぶら下げて、それに食いつくべく走る”ということをやって来ましたが2020年のニンジンを何にするのか、未だに決まっていないのです。一昨年前の2018年、宮古市と奥尻町を目指してフェリーに乗りました。それには訳があり、年々思うことが“蝶が好きと言いながら、半年も蝶の飛ばない土地にいつまでしがみついているのか?”という事でした。いつか、一年中蝶の姿を見ることが出来る土地に住みたいという思いがどんどん強まっていましたが…でも待てよ〜。その前にこの北の地を離れたら、出逢うことが出来ない種類も居るんじゃないの?という思いがあり、北海道にも居るフジミドリ。東北にしか居ないチョウセンアカシジミに逢いたいとフェリーに乗ったのでした。
 ところが、いずれも空振り!だったら今年は、北海道にも居ながら、北海道に棲息しながら北海道で出会えていない種を求めて行動したいという思いがあります。筆頭は、やはりフジミドリですね。全くの未見種ですからね…。さらには、ダイミョウセセリやキタテハかなー。本州で幾度も出逢っていますが、北海道にも記録があるなら北海道で出逢いたいととの思いを強く持っています。

 

霧氷風景(2020.01.12 合流点付近)

 今年のニンジン…という程ではありませんが、7月に再度奥尻島を目指します。一昨年の奥尻島は台風であちこちの道路が寸断されていて、思った場所に行けませんでしたし、奥尻町ではその時期に奥尻三大祭りである“室津まつり”というのがあり、Fieldが大好きなウニや貝類を安く手に入れることが出来ますので是非再訪したいと思います。
 他には、昨年も目指した、標高0メートル地帯の高山蝶カラフトルリシジミを探すかなぁ?いずれにしても、いつか北海道を離れるなら、悔いのない様な行動をしたいと思います。さーて2020年、どんな一年になるのでしょうか?


      2020年版目次へ      次へ