夕 刻

白鳥大橋(2014.12.20 幕別-音更)

 多忙です。土日と雖(いえど)も完全休養という訳にはいかない。今日も朝から出勤し、社内の仕事をやっつけていると、午前中だけで来客が3人。発注があるから来て欲しいとの電話も…。Fieldの会社は数十年前から土曜完全休業であるが、お構いなしにお客さんが見える。この師走に当然お休みでは無いよねとお思いのようだ。もっともこの不景気に、お仕事が頂けるだけでも有り難い話ではある。
 午後から、お客さんの会社を3軒回って、受注・集金・納品。夕刻、久しぶりに帯広神社に立ち寄り参拝。何かを願うことはほとんど無いが、たまに立ち寄る。信心ということでもないが、自分が生きていること・そして自然に感謝し、頑張ってるよ〜と報告する。
 神社から出ると、西の空が赤味を帯びていた。雲の様子も何だか興味をひいたので、空が開けた場所を求め車を走らせた。先日のドカ雪で、いつも水鳥を観察をする合流点には立ち寄ることが出来ず、少し距離はあるが白鳥大橋まで足を伸ばした。(伸ばしても長くはならないけどね)

 

オオハクチョウ(2014.12.20 十勝川)

 この場所は、数年前までは常に数百羽の水鳥たちの姿を見ることが出来る場所だったが、大水で護岸が削られすっかり様子が変わってしまった。辛うじてポツンポツンとオオハクチョウの姿を見ることが出来た。
 実はカメラをいじりたいと思っていた。調子の悪いレンズが2本。どうやら2本とも使用に耐えないようだ。修理に出すか、それとも廃棄か、悩むところである。そしてSONYのα77の機能がイマイチ分からず、試してみたいことが有った。こちらは使ってみて納得!今後役に立ちそうな機能が2つ確認できた。

 

夕焼け(2014.12.20 幕別町)

 帰り際、日高山脈に沈む夕陽が撮りたいと思ったが、厚い雲の中に隠れてしまった。夕陽と言えば、人生を24時間に例えることがある。あるサイトで自分の生年月日を打ち込むと17時55分と返ってきた。この写 真を撮ったのが16時44分…自分の人生は真っ暗闇の一歩手前?
 今年の5月、Field Noteにも書いたが、人生の先輩を亡くした。11月には酒の先輩を亡くした。そして一昨日父の様子がおかしく、病院へ運んだ。母に言わせると、あの人はもうあっちを向いちゃったと表現している。そんな状況でも父は、力を振り絞るように、命令口調で母に様々な要求を言いつけているらしい。立つ鳥後を濁さず。もし立つなら母に感謝の言葉を遺して欲しい。そして自分も、立つ前にすべきことを残さぬ ようにと、来年還暦を迎える身としては注意をしたい。

 

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