シマエナガ（2014.10.12　幕別町）

　数日前、SONYのα77を入手したことは報告させていただいた。α55を持つ身として、77に対する憧れがあったことは否めないが、実は…言い訳じゃなく…α55が時々きゃんたを起こすのだ。ん？きゃんた？？それって何？と思った人手を挙げて下さい。うーん見えないけど…。書いてしまって気付いたが“きゃんた”って方言？？？
　翻訳すると“ヘソを曲げて動かなくなる”という意味。（だと、思う）電源は入る。しかし、ピン合わせが作動しない。またシャッターも切れない。なんてことがたまにある。Fieldの撮る写 真は、三脚を立てて、ピンを合わせて、絞りとシャッタースピードを設定して、撮ったら確認して、気に入らなかったら撮り直す。な〜んてことは絶対無い！いわば一発勝負なのだ。
　そんなFieldにとって、ピンが合わない。シャッターが落ちないなんて事は致命的な訳で…。もしその症状が悪化した時に供えて代替えが欲しかった…という訳。で、入手したのは…実は中古品。ネットで“優良中古品”の表示についフラフラとしてしまった。販売他社も調べたが、いずれの中古品より少し値が張った。販売はもともとカメラを販売している会社。ならば買ってみるかぁ。

　届いたカメラはキズ・スレ、見あたらず。テカリも見えない。ファインダー内にゴミは見えず。液晶の欠け、キズなど一切見あたらない。さすが優良中古品！しかし、ん？と思ったのがカメラのガタイのでかさ。そして重量 。現在現役で重宝しているα55の上位機種だから、良いに決まっていると、何も確認していなかったFieldの責任だねこりゃ。
　それでも、お気に入りの現役55の同時期に販売した77だもの、絶対良い物であるに違いなかろうと、とにかく77を使いたくて出掛けたのは、例のイチモンジセセリが出る場所。今年イチモンジセセリはほぼ断念しているが、それでも何か居ないかと出掛けて、車から降り、歩き出して数分後、何やら聞き覚えのある鳥の声。あれは、もしや！とそっと近づいたら、居ましたね〜！しかし、小枝がが邪魔してなかなか…

　正確にカウントは出来てないが、７羽くらいは居たと思う。しかし何しろちょこまかと動き廻る小鳥さんなので手こずった。また小枝の多い場所だったので、枝にピンが合ってもエナガに合わなかったり、また折角頭数が多いにも拘わらず複数匹のショットが撮れなかったりと、不満は多々ありましたね。
　でも、やっぱ、メンコイ！

　夢中になってシャッターを切りまくった。30枚くらいかなぁ。何とか見られるのが1/3くらい。まーそんなもんでしょうね。初めて手にしたカメラだから、まーOK！
　ところで、今使っているα55の重量が441gに、1.500gというメッチャ重いレンズを常用しています。そこで、今のカメラセットの不具合はもしかしたら、カメラとレンズの接点で、接触不良が起きているような気がしています。そしてこの度入手したα77は、カメラ重量 が653gですからα55と比較すると約1.5倍。重い・でかいと感じても仕方ないでしょうね。しかし、このバカ重いレンズを使う以上、カメラとレンズの接点には、更なる注意が必要でしょう。今までは、カメラの付いたレンズを持ち運んでいるという感覚でしたが、今度はカメラにもレンズにもショックの少ないよう大切に抱えて歩きますかね。α77にまで、きやんた起こされたら参りますから…

　ところで、今日の主役はシマエナガ。横からの姿など、尾羽の長さが際立って、恰好の良い小鳥さんなんですが、それだけではなく、愛敬があってメンコイ！そう感じるのは真正面 を向いたときの顔じゃないかと？本日しみじみと思った次第です。どうですか、この顔！