文化活動?その1

エゾリス(2011.11.03 帯広市)

 この時期になって俄然穏やかで良い天気が続いている。本日もほぼ無風、晴天、予想最高気温は17度…11月の道東としては考えられない。この時期気温が2桁になれば、温かいと感じるのが平年のことである。
 ところが、午前9時に約束があって、遠出は考えていなかった。用が済んで自宅に戻り、何気なく玄関先に出たとき、頭上で鳥の鳴く声がした。ん?何だっけ?この声…見上げると、何とシマエナガの小さな群。

 慌てて室内に引き返し、カメラを掴んで外に出たら、居ました。まだ自宅前の桜の木の枝に数羽のシマエナガの姿。やったぁ−!と思いながら連写 したが、すぐにシマエナガは姿を消してしまった。残念だけど、でも何枚かは写 真が撮れたハズ!

 

エゾリス(2011.11.03 帯広市)

 ところが、自室に戻って愕然とした。何と!メモリ・カードが入ってなかった。何という凡ミス!無性に腹が立った。いや腹を立てても、自分の失態であるし、仕方ないのだが、悔しかった。この悔しさを消すには、どうしたら良いのか?そう、カメラを持ってリベンジするしか無いよね!
 ということで、帯広市内のM公園、紅葉でも…と思ったが殆ど木の葉は落ちていた。代わって迎えてくれたのが、このめんこいエゾリス。いやーこのエゾリスの姿には癒されましたね。

 

ハシブトガラ(2011.11.03 帯広市)

 しかし、そこは欲深いField。鳥さんでリベンジしたいとの思いで、うろつきましたが、時折聞こえるのはヒヨドリとトビの声…撮影できたのはコガラ(ハシブトガラ)だけ。
 で、思ったのですが…欲が深いということは、常に満足しないということ。常に満足しなければいつまでも悔しさは残る訳で…。その悔しさが、Fieldの原動力になんてるんじゃないかと…そう思う訳です。どこかで満足してしまうと、もしかしてそこでFieldのパワーは消滅してしまうのかも知れません。

 

(2011.11.03 帯広市)

 折角なので、秋らしいシーンも撮りたいと思った。公園の中で唯一、真紅に染まった葉を未だ落とさずにいた木を見つけた。
  そして散策路はご覧の通り…大きな柏の葉っぱで埋め尽くされていた。それはもう歩き難いほど…、それを踏みながらというか、ガサゴソと音を立て、蹴散らしながら歩いてみた。先日はカラマツの葉の上を歩いて、クッションのような柔らかさを足の裏に感じたが、カシワの葉は、踏むと破れるような乾いた音がするだけだった。


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