ヴェトナム最後の晩餐
ホテルの中庭から(2011.04.30) |
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昼過ぎにホテルに戻り、午後からは自由時間。地図を睨めっこして、徒歩で行けそうな公園など歩き回りましたが、成果
は芳しくなかった。そしてショックだったのが、次々にFieldに声をかけてくる人々。いつもなら、地元の人が、煙草の火を貸してくれだとか、今何時だい?とか、そういうケースが殆どだった。
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高級料理店(2011.04.30) |
日本に戻って改めて調べたら、賭博詐欺、売春詐欺などヴェトナムでは危険がいっぱいのようだ。また、頭脳犯と思われれる奴も居た。ポケットからドル札、中国元札を出して見せる。外国のお金をコレクションしているんだけれど、低額で良いから日本の紙幣をくれないかと言うのだ。 |
高級料理店(2011.04.30) | |
今まで、海外旅行をして帰る間際、えーもう帰るの?残念!と思うのが常であったが、今回は、日本に帰れるという安堵の気持ちが強かった。しかし、最後に夕食をいただいたレストランは、かなりレベルが高かった、床はガラス張りで錦鯉やドイツ鯉が泳いでいた。聞けばかつてアメリカのクリントン夫妻が食事をしたという席であった。
急激な経済発展の裏に、社会の歪みを感じた。中国のそれより、更に大きな歪みだと感じた。詐欺師・物乞いが居るから悪い国…という考えはあくまで観光客にとっての話で、彼等は“生きる”
ことに精一杯なのだと思う。 まともな仕事があって、普通に暮らせたら、誰も悪事をはたらこう等と考えはしないであろう。 |