沖縄3日目その3 野鳥ほか…


サンコウチョウの巣(2008.07.20 沖縄県フタオが丘

 実は昨日、サンコウチョウと思われる鳴き声を聞いた。そして、このフタオが丘にサンコウチョウの巣があると、昨日miyagiさんから聞いていた。巣立ちはまだだろうとも聞いていたので、もしかしてサンコウチョウの姿も見れるかも知れないと期待をしていた。
 あの枯れた葉の陰に巣があると聞いて撮影した。確かにそれらしきものが見えるが、鳥の姿は見あたらない。

 

リュウキュウサンコウチョウ?(2008.07.20 沖縄県フタオが丘

 鳥の騒ぐ声が聞こえた。レンズを向けたらカラ類と思われる鳥が視界に入った。なーんだサンコウチョウじゃ無いのかと思った。しかし、騒ぐ声は断続的に続いた。逆光ではあるが、目を凝らしていると、頭部が扁平で後頭部が出っ張っている個体を見つけた。しかし、尾は短く種類の特定は出来ないが一応撮影しておいた。
 サンコウチョウの♀かなぁと思っていたが、後でリュウキュウサンコウチョウという尾の長くない種類が居ることが分かった。想像するに、巣立ったばかりのサンコウチョウのファミリーの中に別 種の鳥が割り込んで騒ぎが起きたのではないかと思う。

 

同定出来なかった鳥(2008.07.20 沖縄県フタオが丘

 サンコウチョウが居るということで、鳥を見ると一応シャッターを切った。いずれも強い陽射しの中でコントラストの強いシルエットのような写 真ばかりになってしまった。
 ところで、東京に住むmiyagiさんの息子さんが沖縄に帰省していた。
それにもかかわらず、私の相手をしてくれていたのだ。その息子さんが今日東京に戻るということで、miyagiさんは息子さんを空港に送るために、一度自宅へ戻られた。miyagiさんにも、またmiyagiさんの息子さんにも、申し訳ない気持ちと感謝の気持ちいっぱいである。

 

ハンギング・ヘリコニアス(2008.07.20 沖縄県

 miyagiさん不在の間、ウラナミシロ・オオシロモンセセリなどを狙って移動した。ハンドルはAkinoさん。最初のポイントに行く途中レンブ(ワックス・アップル)を見つけたが皆さんご存知無い様子。台湾の侯さんを思い出し懐かしく思った。
 車を降りて間もなく奇妙奇天烈としか言い様のない植物を見た。いったい何を言いたいんだよ!というような形をしている。盛田さんが、えーっとこれは…と言いながら名前を教えてくれた。まるで九官鳥の嘴を思い起こさせる形、そしてド派手な色合い!面 白いね〜

 

ウラナミシロチョウの幼虫(2008.07.20 沖縄県

 次に行った先は普通の民家の裏庭。こんな所に入り込んで良いの?と不安になるが、Akinoさんはケロっとしている。単なる旅行者が決して来ることのないポイント、いやピンポイントを紹介して頂いている訳である。
 ここらに幼虫が…という場所に確かに幼虫が居た。この植物は何?と尋ねたらゴールデンシャワーだと思います。との返事。うーん凄い!案内人が居ればこその写 真となった。

 

ゲットウ(月桃)(2008.07.20 沖縄県

 次に行った先が何とホテル街。ホテルと言っても様々だが、リゾート、ビジネスなどあるが、いずれでもないホテル街。そこにゲットウがあって、オオシロモンの可能性が高いという。残念ながら目指す蝶の写 真は撮れなかったが、ピンポイントのガイドに感激!オオシロモンの食草も開花したものが撮れて良かったと思う。

 

ソーキソバ(2008.07.20 沖縄県

 お昼はソーキソバ。北海道だとラーメンなんだけれど、沖縄では、やはりソバだよね。皆さん“小”でしたが、Fieldは“大”ソーキ(豚肉のスペアリブ)が美味しかった。注:“大”は普通 盛りで、その上に“特大”がありましたのであしからず。(つづく)


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