シロオビアゲハ(2005.10.28 沖縄本島南部

 今年のFieldは、遊び過ぎだ!…と、誰に言われずとも自分でそう感じている。だからせめて、恒例にしていた沖縄遠征は、今年だけお休みしようと、そう思っていたのだが…シロオビアゲハの写 真なんぞ撮ってるのは誰?しかも、平日だよ。もー信じらんない!!…はい、私も信じらんないです(汗)
 実は…と来れば当然言い訳を書く訳なのだが…今年8月初旬に、沖縄在住のMさんからメールを頂いた。曰く、“よろしければメル友になってください。風景や昆虫・植物の写 真・その他もろもろの情報交換をしましょう。”え?うら若き女性から?んな訳無いでしょ!(笑)…で、メールと共にコノハチョウやら、ナガサキアゲハやらツマベニチョウの写 真がどんどん贈られてくる。しかも“沖縄においでの際は是非ご連絡ください。 コノハチョウのホームへご案内しましょう。”…と、悪魔(Mさんゴメンね)の囁き!(笑)

 

シロオビアゲハ(2005.10.28 沖縄本島南部

 寝た子が起きちまった訳なのだが、10月の25日まで、私のスケジュールはビッチリ!ん?って事は、26日以降なら行けるのか?いや無理だろー…と思いながらも旅行会社の支店長に打診してみたら、すんなり予約可能との返事。しかも、10月10日まではキャンセル・フィーがかからないから、予約しておきましたとさ。
 うーむ、んじゃ、沖縄に行く前提でスケジュールの再構築してみるか。とか何とか言ってるうちに、超多忙の毎日が過ぎ、10月10日も過ぎてしまった。6年前に払ったキャンセル料を恨めしく思っているFieldは、やはり行くことに決断したのである。

 ってな事で、到着した沖縄の気温は30度。出かけた北海道の気温は0度!いつぞや、−4度から28度の石垣なんてこともありましたが、この気温差、寝不足の身には堪えますわ。 …で、とりあえず私としては5年前、20kmを徒歩で走破した沖縄本島南部を再訪してみた次第です。

 

シロガシラ(2005.10.28 沖縄本島南部

 知念半島の道路脇にちょいとした空き地があり、その向こうの低木にシロオビアゲハが見えた。早速レンタを停めてこの旅の最初の写 真撮影開始。何という木なのかは分からないが、常に数頭のシロオビアゲハが吸蜜に訪れていた。5年前も初日にシロオビアゲハを撮って感動したよなー等と思い出す。その後毎年沖縄を訪れ、5回目の今年は、あの時ほどの感動は無いにしても、やはり顔は綻ぶのである。
 シロオビアゲハに夢中になっていると、綺麗な囀りが聞こえてきた。そこには何やら見たことのない鳥の姿があった。後に図鑑で確認するとどうやらシロガシラらしい。北海道にはクロガシラというのが居るが、それは魚の名前。このシロガシラは、中国南部、台湾に生息し、日本には沖縄、石垣のみに生息するらしい。どうりで見たことがないはずだ。

 

ツマムラサキマダラ♂(2005.10.28 沖縄本島南部

 更に南下し、道路脇のスペースに車を停め、細い小道を徒歩で抜けると、小さな原っぱがあり、そこにはツマムラサキマダラが数頭飛んでいた。この蝶も初めて見たのは5年前の知念半島だった。10枚ほどシャッターを切ったのだが、どれも翅を閉じたままの写 真ばかり。
 しかし、ツマムラサキマダラの名前の由縁は、翅の表の色彩にある。翅の表面 を何とか撮りたくて、方針を変えることにした。つまり、レンズを広角に換え飛翔写 真を狙って見ようと思ったのだが、ここで私の携帯が鳴った。私の仕事のお客様からだった。その後3本の電話。いずれのお客さんも、まさか私が沖縄で電話を受け取っているとはご存知あるまい(笑)

 

ツマムラサキマダラ(2005.10.28 沖縄本島南部

 レンズを広角に換えて、以前モンキチョウを撮った要領で、ツマムラサキマダラを追いかけた。10枚ほどシャッターを切って、どうにか開翅シーンを捉えることが出来たのは2枚だけ。前後翅とも濃茶褐色のベース・カラーで、前翅の半分より先端が、濃い紫をしていることがお分かり頂けると思う。
 マダラチョウの仲間は比較的派手な色彩のものが多いのだが、この蝶はシックで異質な雰囲気であるが、私の好きな蝶の1種であることには違いない。

 

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