エゾリス(2005.7.9 帯広市

 いやー忙しい!と、言うと“この不景気に何と贅沢な”と皆さん口を揃えて仰るのだが、何のことはない仕事に比して社員が少な過ぎるだけの事ではある。では、人を入れれば?と思うのだが、受けた仕事を人に説明している暇があったら、自分でやった方が早い!とばかりに、一人で背負いこんでしまうのだ。全く困った性格をしている。昔パーマンというマンガがあったが、あれに出てくるコピーロボットというのが実在するなら、数百万円なら、ポンと出すだろう。もっとも貧乏人だから数千万円と言われると二の足を踏むかも知れない(笑)
 今日も朝4時まで仕事をしていた。そろそろ寝なくちゃと横になったのだが、外は明るくなったし、お天気も良さそう。意識は朦朧としてるのだが寝付けないのだ。そんな時間がもったいなくなって、起きあがったものの、さてどうしましょうか。とりあえず市内の公園を覗くことにした。

 公園をうろついていると、頭上で聞き慣れない音がする。かなりのピッチで、コリコリ・コリコリ…と聞こえるのだが、果 たして…。ようやく目の焦点が合ったのは、子リスがクルミをかじる姿。

 

アカゲラ(2005.7.9 帯広市

 クルミに夢中になっている子リスを、いろんな角度から撮影していたら、やや大型の鳥が視線を過ぎって、近くの木の幹にとっまてくれた。あら、赤い帽子のアカゲラじゃありませんか。
 実はこの公園、コアカゲラが営巣してるとのことで、各地からマニアがいらしているようなのですが、どうもこいつは、コアカゲラというには、ちょっと大きい気がする。

 

エゾリス(2005.7.9 帯広市

 アカゲラに気をとられているスキに、先程のエゾリスはどこかに姿を消してしまいました。どこへ行ったのかと、目を凝らしていたら…アハ!居ましたよ。かなり太い木の幹から、顔だけをちょこんと出して。何を見つめているのか、このままの姿勢で暫く動きませんでした。
  幹に穴が空いていて、そこから顔だけ出しているように見えますが、後で確認したらそうではありませんでした。きっと幹の向こう側にへばりついて、こちら側からは、顔だけしか見えなかったのでしょう。
 こちら側から見えない部分の姿を想像すると、結構笑えるかも知れませんが、何ともメンコイもんです。子リスの顔を中央から外して、なるべく背景を広く写 し込んでシャッターを切って見ました。大きく引き延ばして部屋に飾ってみようかなという写 真になりましたが、どうせなら、もっと引いて撮影した方が良かったかも知れません。

 

エゾリス(2005.7.9 帯広市

 最初、子リスは1頭かと思っていましたが、どうやら他にも2頭ほど居たようです。公園に隣接している野草園の管理人さんが、春先に“今年は子リスの姿が見えないと”言ってましたが、どうやら今年は蝶だけでなく、リスの世界も発生(出産)が遅かったのかも知れません。自然のメカニズムは不思議なものです。
 この公園には石畳の通路があり、所々にベンチが配してあります。昨年秋にそのベンチを補修し、ペンキを塗り替えるというボランティアを主催したのですが、今年もそんなチャンスがあれば、またやってみようと思います。仕事の疲れをいやしてくれたリス達に感謝して…


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