シータテハ(2003.08.30 足寄町)

 秋晴れという言葉がピッタリの日だった。気温も23〜24度くらいだったろうか。ただ、滅茶苦茶に風が強かった。ところで秋といえばタテハ(というか、もうタテハくらいしか居ないのだが…)。数年前から探しているキベリタテハを探し求めてうろつくことにした。
 数年前、足寄町の美里別川の岸で、数匹のキベリタテハが、まるで戯れるように舞っていた。それがキベリタテハと出会った最後だった。釣りの途中だったもので、ネットはない。カメラも持ってなかった。残っているのは記憶だけである。
 あのシーンをもう一度見たくて、足寄の山をうろついた。サラシナショウマの大きな穂にシータテハを見つけた。翅の表も裏も、通 常より濃い。裏なんぞは黒に近いほど濃い!おかげで“C”の字がくっきり見えた!

 

足跡!(2003.08.30 足寄町)

 あちこち川岸をうろついていたら、“ゲゲッ!”去年も同じ様なものを、同じ様なところで…。昨年のは土が緩く、あまり明瞭ではなかったが、今年のは土の硬さが丁度良かったらしく、爪跡の一本一本までしっかりと残っていた。そして、この足跡も昨年見た足跡と同様に日が経っていた。そう思えたので、さほど恐怖はなかった。(去年のより小さかったし…)
 恐怖と言えば、今年も沢山の熊の糞(フン)を見た。別に湯気が上がってないからという訳ではなく、何か滑稽で恐怖を感じたことはなかった。どちらかといえば足跡の方が恐怖を覚える。糞(フン)は確かにそこに存在する。しかし、足跡はあくまで跡であって、そこに何か物体が存在する訳ではない。なのに足跡の方に恐怖を覚えるのは何故なんだろう??

 

クロヒカゲ(2003.08.30 足寄町)

 いや〜なもの見ちゃったので、竿は用意していたのだが、あまりマジメに竿を振ることはしなかった。ウェーダー履いたりすると、イザという時に走れませんしね…
 で、キベリを真剣に探したのですが、またまた出会うことはありませんでした。キベリに嫌われてるのかなー、私。エルとシーは結構いました。メスグロやミドリ等のヒョウモンがボロボロになりながらも吸密したり、産卵したりしてましたね。他に見かけたのはこのクロヒカゲ。時々光線の加減で縁が白っぽく見えてキベリか!?って、ドキっとさせられました。あとはサカハチ・クジャク等のタテハ類とキアゲハ・ミヤマカラスアゲハくらいなものでしょうか…。

 まもなく9月な訳で当たり前なんですが、もう秋だなぁーと実感する一日でした。もっとも、有ったか無かったか分からない夏よりも気温は、高かかった気がします。うーん、でもちょっと淋しい気分!

 

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