我慢するよ(合流点〜蝶多村)

ノビタキ(2024.06.11 合流点 )

 ここの所、一日の最高気温が20度を超える日は殆どありません。6月なのにストーブに頼る日々でした。ところが今日は朝から晴天。最近のFieldは、廃業した会社にお昼頃から出向き、数時間のお方付をする毎日でしたが、こんなに天気が良いのに会社へ行くの?止ーめた!今日は遊びましょう。
 ところが、そう思ったのが午前11時。…で、何処行くの?自宅を出たのは良いが、全く計画が無い。取りあえず到着したのは、自宅から5分の合流点。帯広川の流れを見ながら悩みましたが、既にお昼近くで時間が無い!悩むことで時が過ぎるのももったいない。では、あそこしか無いでしょう。
 車のエンジンをかけた時に、ん!待てよ、何か止まった!よーく見るとノビタキ?咽の下のオレンジ色の紋が見えないし、翅の白い部分が異常に幅が広いけれど、ノビタキ以外は思いつきませんので、おそらくノビタキで間違いないでしょう。

 

マタタビ(2024.06.11 蝶多村 )

 到着したのは馬鹿の一つ覚え蝶多村です。何しろ自宅から15分程度ですから…いやいや、それだけでは無く無職・無収入になったFieldにとって、最大の問題はガソリン代です。自宅から蝶多村までですと、往復のガソリンは350円で済みますので益々蝶多村依存は高まるかかもね。
 林道をトロトロ車を走らせていますと、マタタビの花が目につきました。今年は遠征予定の無いFieldですが、うーんマタタビか〜Fieldも「また旅」に出たい!そう強く思いました。

 

コチャバネセセリ(2024.06.11 蝶多村 )


 この蝶多村、林道全てに車で乗り入れる事が出来ず、車両進入禁止エリアがあります。全体は比較的フラットなエリアなのですが、その中でも小高い丘があり、そこへは侵入禁止のゲートがあります。しかし、Fieldにとってはお気に入りのエリアなので、ここに来るとやはり鎖をくぐって登ってしまいます。
 もう一つ、最近足腰が弱っていると感じていますので、ここはトレーニング・エリアだと自分に言い聞かせ、例え蝶に逢えなくても、自分の身体の為に登るべきだと自分に言い聞かせているこの頃です。
 漸く頂上に到着しましたが、めぼしい種類とは出会えませんでした。一休みしてから下り出したときに、フウロソウにセセリが止まっていました。カラフトタカネかなーと想いながらも近づいて観察していましたら、コチャバネセセリでした。今年の撮影26種目です。実は、フウロソウに止まる蝶、カラフトタカネとシロオビヒメヒカゲは既に撮影しましたが、ウスバシロがフウロソウに止まるシーンは未だ撮れていませんでしたので、本日の最大の期待でしたが、ちょっと残念ながらコチャバネが「オレで我慢しろよ」と言っているような気がしました。分かったよ、我慢するよ。ありがとう。

 


  

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