第3章 うーワカラン!(MILAN1)
1.Malpensa(マルペンサ) 成田空港からイタリアのマルペンサ空港までの所要時間は12時間25分であるが、日本時刻13:00出発でイタリア時刻18:25分着。時差が7時間だから、みかけの所要時間はたったの5時間25分で当然まだ明るいうちの到着だ。機内食が2度。その他にもビール・ワインが振る舞われ、映画やゲームで時間を潰す。私は久しぶりにマージャンと将棋に興じた。途中の景色は延々と旧ソ連領の白い雪原とヘビのようにうねる大河。そして目指すスイス上空を横切ってイタリアが見えてきた。
マルペンサからミラノ市街へのアクセスは、バスかマルペンサ・エクスプレスと呼ばれる鉄道が主流のようで、私はマルペンサ・エクスプレスに乗ってみたいと思っていた。いざ発券窓口に行き、拙いイタリア語を駆使してミラノ中央駅までのキップが欲しいと言ったら、ここでは売ってないから、あっちへ行けと今通
り抜けた通路の向こうを指さされた。何でだ?周囲をうろつくが他にキップ売り場は無さそう。
マルペンサ・エクスプレスは床の高さが3段になっていた。つまり上下二階建てで中二階有りといったところか?結局正確な構造は掴めなかったが、ヘッドレストを含め座席のデザインが面
白い。さすがデザイン大国イタリアだぁ。 あ、ところでカメラいかれたのに何で画像がアップできたかという質問が出そうなので解説しますが、実は先代Dimage7の更に前のデジFine
Pixがあったのさ。これのおかげで少しは気持ちが明るくなった。画質のことを言えばキリがないが取り敢えずOK!? |
2.Hotel Dei Cavalieri そんなこんなで無事Nord駅に到着?いやウソウソ!まだまだドジ話が続くのだ。 Nord駅から日本人女性は地下鉄のグリーンライン(2号線)で中央駅へ(駅近くのホテル宿泊らしい)。私も実は中央駅で明日乗る予定の列車のチケットを入手する予定だったが、疲れちまったので自分のホテルへ直行することにしたので、ここでバイバイしてレッドライン(1号線)の乗り場へ向かった。地下のチケット売場の前では、物売り(アクセサリーの類)や若いのがたむろしていた。ところが、ここでもまたまた、うーワカラン?!?!普通 さぁチケットの自販の上に行き先と料金が書いてある表示があると思うでしょ。でも、それが無い!ナンデだぁ?これじゃいくらのチケット買ったらいいのかワカランじゃないか!もう嫌気がさしたのでタクシーに乗っちまった。“Missori(ミッゾーリ)のホテルCavalieri(カバリエリ)まで”これはすんなり英語で通 じた。やれやれ!ところで彼女はちゃんと地下鉄に乗れたのかなぁ?
ホテルはミラノの目玉Duomoにほど近い(徒歩5分)四ッ星で、決して新しくない。いや、新しくないと聞いたからこのホテルにしたのだが正解だった。雰囲気といい、スタッフの対応といい完璧!いやー気に入りました。お値段も前章で少し触れましたが某国のホテルよりうーんと良心的!あ、言っておきますが外国のホテルはチェックイン時刻に到着してないと、勝手にキャンセルされてしまうそうですのでお気をつけて下さいね。私は前もって日本からの到着時刻を予約時に知らせてありましたし、料金も日本から前払いで送金してありましたので心配無用。 ところで、まだ午後10時前かぁ。日本ならご近所うろつくよなぁ。でも、日本時間にしたら29時?止めておいた方が良さそうだね。何度だか知らないけど暑いし(この時刻でまだ20度近い感じ)シャワーを浴びて冷蔵庫のビール飲んで…。おっ、ネットの端子がある。何々Swiss.com?何やら簡単に説明書きが…でも設定がめんどくさそう。止めた。訳のワカランTV(素人のど自慢?)見ながら寝るわ。Zzzzzz....... ※地下鉄について…ホテルでよーくガイドを読んだら、チケットは距離ではなく時間制で、1回券が1ユーロで75分間有効。しかも何とバス・市電共通 だから、例えばバスに乗って、市電に乗り換えて、更に地下鉄に乗り換えても75分以内なら、たったの1ユーロ!(140円くらい)ただし地下鉄は改札を出たら再乗車できない。他に回数券(10回券9.2ユーロ)1日券3ユーロ…など種類があるらしい。地下鉄キップ売り場で、イタリア語のこんな説明書きと睨めっこしてた訳だから私にはワカランかった訳だ。 それにしてもミラノの交通機関は安いと思う。タクシーも1ユーロのチップ払って、日本円で1,000円程度だった。 |