Brenthis daphne Denis & Schiffermuller
(タテハチョウ科)
ヒョウモンチョウ(ナミヒョウモン)
Brenthis ino Rottemburg
(タテハチョウ科)
コヒョウモン
北海道 鹿追町
Aug.15.1983  ♂表(×1.33)
北海道 丸瀬布町
Jul.20.1986 
♂表(×1.33)
北海道 鹿追町
Aug.15.1983  ♂裏(×1.33)
北海道 丸瀬布町
Jul.20.1986 
♂裏(×1.33)
北海道 様似町
Jul.29.1984 ♀表(×1.33)
北海道 音更町
Jul.21.1984 ♀表(×1.33)
北海道 様似町
Jul.29.1984 ♀裏(×1.33)
北海道 音更町
Jul.21.1984 ♀裏(×1.33)

生息地:ヒョウモンチョウは長野・山梨・群馬・栃木・埼玉 県、青森・宮城県、北海道(主に積丹半島-尾岱沼を結ぶラインの南)に棲息しコヒョウモンは長野県とその近隣、北海道(渡島半島南部を除く)に棲息する。
一般的にコヒョウモンの方が前翅外縁に丸みがあり、また翅表の地色はナミヒョウモンより赤味が強い。
前翅中央の黒い2つの紋(赤丸)はナミヒョウモンでは四角っぽく、コヒョウモンでは三日月型になる傾向がある。前翅表面 1b室の2紋(緑丸)はヒョウモンチョウでは内側が小型で分離、コヒョウモンでは同大で融合する。後翅表面 の外縁に沿う2列の黒い紋(青矢印)はコヒョウモンで各室内で融合の傾向が強い。後翅裏面 の薄紫の帯(水色矢印)はヒョウモンチョウでは不明瞭であるが、コヒョウモンでは明瞭である。