日本のてっぺんから

ノシャップ岬(2010.11.21 稚内)

 20日、稚内市で開催されるイベントの案内が来た。稚内RAC主催のチャリティ・パーティーである。うーん、どうしよう!聞けば帯広RACメンバー2名とOBが参加という。うーん分かった。ワシの車に乗って行くか?先週の土日が網走であったから、正に老骨にムチ状態ではあったが、3名を同乗させ出掛けることになった。
 パーティーは稚内市民200名程の参加を頂いて盛会だった。そしてお決まりの2次会、3次会へと続いた。彼等とのお付き合いは、心理的にはパワーを貰える。しかし、その反面 肉体的には大きなダメージがある(笑)しかし、まあ今回は、明るくなる前に解散で、ダメージは最小限で済んだかも。

 稚内へは今年2度目であるが、翌日の今日は特に何も無い。じゃあ折角だからプチ観光でもしようという気になってノシャップ岬を訪れてみた。宗谷岬には何度か行ったが、ここを訪れるのは…ん?今年も5月に来たかも…2度目だね。

 

ゴマフアザラシ(2010.11.21 伐海港)


 帰路の車には4人を同乗させていた。旭川OBと帯広OB、そして帯広の現役メンバー2人だった。この内のOBの2人が、とても仲が良く、何度も2人でこの辺りをドライブしたことがあるらしい。私が“風車を見たい”と言ったら、日本海沿いのオロロンラインを下れば、かなりの数の風車が見られると言う。ならば進路決定!
 少し南下すると、アザラシが見られる場所があるという。もっともこのOB達は結局見たことがないのだとか。“やっぱり冬だよね、時期が悪かったのかも”等と話をしているが、私は真夏に襟裳岬でゴマちゃんを見た事があったから、必ずしも冬ではないと思うよと言った。
 とにかく噂の場所へ行って車から降りると…え?あれ何?えっ!えっ!よーく見たら、全部ゴマフアザラシじゃないの!一体何頭いるのかワカランくらいのゴマちゃんが居た!キャハ、こっち来て良かったね!

 

パラセイル(2010.11.21 オロロンライン)
 走行中にこんなんを発見。これってパラ・セイリングだよね。風がやや強目だったので、ボーダーのスピードもかなり速く見えた。楽しそうだが、寒いだろうね〜きっと…

 

利尻富士(2010.11.21 オロロンライン)

 ところで…このあたりからは、利尻島が見えるはず。しかし、残念ながら低い雲のおかげで何も見えない。ところが、じっと目を凝らしていたら…ん何か見えた気がする。同乗者も見えたとか見えないとか…
  まぁ取りあえず撮影しておいて、後はphoto shopに期待しようと思った。その結果 が上の2枚の写真。上がプレーンで、下が加工済み。まぁ、わざとらしくない程度にコントラストを調整してみた結果 である。

 

風車(2010.11.21 オロロンライン)

 風車もいったい何基あるの?と聞くと10基か、もうちょっと…いや20基は…とあやふやだったが、結局28基あった。徐々に増えてるんじゃないかとという結論ではあったが、いずれにしても壮観!
 この上なくエコなエネルギーであろうから、今後も増設されることを期待する。景観を損ねるという意見もあろうが、Fieldとしては悪くない景観だと思うがどうでしょう?

 

音威子府(2010.11.21)

 いつまでも日本海沿岸を走っていたのでは、徐々に帯広市から遠くなってしまうので、内陸に向かった。着いた先が音威子府村。ここには名物の黒いソバが有る。田舎蕎麦の黒さより、何故だか数段黒い。 帯広メンバーOBが、この蕎麦をこよなく愛しているらしいので立ち寄って皆で食べた。大盛りが無かったので、彼はお代わりをしていた。
 Fieldもお腹が空いていたので、おにぎりも注文したが、切れているという。仕方なく月見にしてもらった。これでいくらかエネルギーの補給になるかなぁ…。味は…まあ蕎麦としては合格点であろうが、それ以上でも以下でもない。黒いという珍しさが加点されて、平均よりやや上といったところかな。

 この先の名寄で旭川のメンバーを降ろし、私も運転を代わってもらった。稚内から沖縄県南端まで3,800kmと聞くが、帯広市〜稚内往復で850kmである。北海道は広過ぎる!しかし、まあ楽しい2日間であったし、ゴマちゃんに会えたので、少しはアウトドア気分も味わえたから良しとしなければね。


戻る      2010年版目次へ      次へ