芦別岳(2002.04.28 山部)

 国道38号線を富良野に向けて走った。東大演習林を抜けた所でいきなり視界が開け、雄大な山並みが目に飛び込んだ。位 置的に芦別岳だと思うのだが、山のことは詳しくないので、もしかしたら違うかも…
  どの国のどの地域でも大きな山を信仰の対象とするが、大きな山を間近で見ると、やはり畏れを感じてしまう。

 

ヒメギフチョウ(2002.04.28 美瑛)

 去年目星を付けておいたカタクリの群生地を訪ねてみた。去年は気温が上がらず、カタクリは咲いているのに、肝心のヒメギフが不活発で写 真にならなかった。
  ところが今年は気温が上がりすぎたのか、ヒメギフがじっとしてくれない。足元が悪く、苦労して泥まみれになりながら、辛うじて数回シャッターを切ることが出来た。
 しかしこの場所、小規模な林で、ちょっとの環境の変化で生息地がなくなってしまいそうで、気がかりである。

 

アカマダラ(2002.04.28 美瑛)

 私のホームページの一番の不人気コーナー“蝶人気”にありがたいことに投票があり、「サカハチチョウ」と書き込みをされた方がいらっしゃった。
  タテハの中で最も小さい部類で可愛いのだが、比較的地味な蝶で、この蝶を押す人はあまり多くはないと思う。何か特別 な思い出でもお持ちなのかも知れないが、コメントは寄せて頂けなかった。
 お礼というのでもないのだが、この蝶を追いかけてフィールドノートにアップしようと思って撮影したのだが、こうして見るとどうやらアカマダラだったようである。写 真だけで判断するのは本当にやっかいな2種だ。

 

ミドリニリンソウ(2002.04.28 カムイコタン)

 美瑛でヒメギフの写真撮影が出来たのに気を良くして、カムイコタンに足を伸ばした。さっそくここでもヒメギフが迎えてくれた。
  カムイコタンには、一時期毎年訪れていたのだが、この8年程はご無沙汰していた。あの頃は植物にあまり関心がなかったのだが、久しぶりに訪れて、この場所の植物相の豊かさに改めて感心した。
 この、ミドリニリンソウも今回初めて見たのだが、よーく目を懲らさないとどこに花があるのか見逃していまいそうである。

 

クジャクチョウ・コヒオドシ・スジグロシロ
オオイヌノフグリ・シロバナエンレイソウ・エンレイソウ・キケマン
 
カラフトナニワズ・ニリンソウ・スミレ類

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