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03 Mar 2012 12:49:06 am
標本
 子供の頃、“虫を捕る”こと自体が楽しかった。虫籠にクワガタからバッタ、蝶まで何でも捕って喜んでいた。しかし、数日後、死んで乾涸びた昆虫の死骸を見て、心が痛んだ。
 小学校3年生くらいから標本を作る事を覚え、様々な昆虫の標本を作った。昆虫なら何でも良かったが、特に甲虫類、トンボ、チョウを中心に様々な標本を作った。初めて訪れた本州でゴキブリまで捕って標本にした。年々種類が増えることに喜びを感じていたが、ふと気づくと形は変わっても、それは所詮昆虫の死骸…時々標本を眺めていて空しさを覚えた。
 中学生の頃からカメラを持つようになった。父が買ったカメラだったが、使いこなせなかったのか私のおもちゃになった。しかし、フィルム代・現像代まで出してくれる訳ではなかったから、時々しか使わなかった。高校に入り“新聞局”に入った。カメラを使えるならと、カメラマンをさせられた。ミノルタSRT101という当時では最先端の一眼レフカメラを自由に使える身になった。
 高校を卒業と同時にSRT101を買い求めた。そこから本格的に昆虫はカメラで撮ることが当たり前になった。かくして昆虫を採集する事はほとんど無くなったが、今手許にはおそらく5,000頭を越える数の昆虫標本が有る。8割は自分で採集したものであるが、友人知人からの頂き物も少なくは無い。
 普段は標本箱に納められ、日の目を見る事は無い。昆虫標本は直射日光で退色するから、部屋に飾る事も出来ない。そんな昆虫達の死を無駄にしない為に、何とか日の目を見せたいという思いはかねてから有ったが、どのような方法がベストなのか分からなかった。
 しかし、ようやく最近になって方針が固まって来た。標本を1頭ずつカメラに収める。背景をグレーにして撮影することによって、光源の差による色のズレを最小限にする。(グレーは敏感に色の偏りを気づかせてくれる)マクロレンズで、より鮮明に撮影する。撮影時に定規も撮り、サイズを厳密に管理する。等々…
 方針が固まってきたので、最近暇さえ有れば標本をカメラに収めている。撮影はさほど難しく無い。しかし、撮影後の処理(色の補正・濃度の補正など)が思いのほか時間がかかる。1日に平均5頭撮影・処理しても1,000日って3年?!とにかく、今は標本の中でもコンデションの良い…欠損・鱗粉のはげ落ちの少ないものを撮影しているが、国産の蝶だけでも200種は持っているはずだから、各2〜3頭撮影しても、500〜600頭かあ…まぁ、チョウの飛ばない時期だけでも頑張って、今年のうちに処理したいなぁと思うのだが果たしてどこまでやれるかなぁ?
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