アメマス

食べて美味しい魚ではない。釣ってもニジマスほどファイトしない。
では何故この魚に人気があるのか?
一つは
、北海道では、この魚はアベレージサイズが大きい。
もう一つは、他の魚の時期より早く釣れ出し、遅くまで釣れる。
十勝川の結氷が落ち、川面に氷が流れる頃、
アングラー達が待ちかねたように川岸に集まる。
それはもう、十勝川の春の風物詩と言って良いだろう。

 

99.3.7 十勝川
 69.5cm 今は亡き釣友高橋氏

 

99.3.21 十勝川 コータック ゴールド
 59.5cmこれが私のアメマス記録

 

86.9.28 幌満川 ブレットン
 これもアメマス?ま、エゾイワナという言い方もありますけどね。川に居着いたアメマスは、白い斑点も小さく、お腹がオレンジ色になるという特徴があります。

 

92.3.25 十勝川 チヌーク 銀赤
 ぽかぽかと温かい一日でした。しかし、何でこんなにキープしたかって?実は燻製にして有り難く頂きました。キャッチ&リリース派の皆さんすんません!私は食べたいときには食べるんです。

 

89.4 当幌川 クルセイダー コパー
 味を占めて今年もやって来ました。同行はT兄弟とその義弟A氏の計4人。 しかしどうも今日はサイズが出ない。そして、ここにいなければどこにいるというカーブで、粘りに粘るがプラグにアタリがない!これは沈めるしかないのか…と取り替えたクルセイダーにこの日のBIG ONE。

 

87.4.5 当幌川 Hantyヤマメカラー
 “氷が落ちてすぐの当幌川が面白い”そんな話を聞きつけ、私に釣りを勧めたベテランのS氏、そしてT兄弟、私のビギナーズ・ラックを目撃したN氏と5人ではるばる当幌川に乗り込んだ。
  ところでこの日私には秘策があった。実はプラグなるものを作って持って来たのである。教本などなかったから、見よう見まねでバルサを削った。表面 に張る素材は、○○製菓のチョコの包みが良いかも、いやタバコの銀紙か。リップはプッチンプリンのスプーンはどうだ?等今考えると赤面 しそうな代物だったが、それでも帯広川でスイムテストをして、妙に自信を持っていた。
 ところがところがである。このプラグが当たった!到着して間もなく、皆をよそ目に2匹連続ヒット!しかも、釣れそうにないとぼやくN氏に“これ使ってみな”と貸したプラグでN氏もまたヒット! 結局私は4匹も 釣ってしまった。Hantyプラグの鮮烈なデビューとなった。

 

86.3.30 十勝川 クルセイダー コパー
 初めてのアメマス釣りだった。T氏兄弟と3人で池田町へ出掛け、早朝から竿を振り続けた。昼までに2人はそれぞれ2匹、1匹と釣り上げていたが、私だけボウズだった。釣れなくて当然と思っていたのだが「アイツが釣ったら帰ろうか」との声が私の耳にも聞こえてしまった。プレッシャーを感じ始めた時、遠投した流心でこいつはヒットした。アメマスにしては珍しく水面 を割ってエラ洗いをしてくれた。T氏兄がネットでランディングしてくれてGET!
 「お待たせしました。さあ帰りましょうか」の声をよそに、彼等2人は黙々と竿を振り続けた。
何しろこのアメマスが、この日のBIG ONEだったもので… 

ファイター