翅の面積が鱗翅目世界最大
Attacus atlas ryukyuensis

(ヤママユガ科)
ヨナグニサン (72dpi=1.33% 96dpi=100%)

 翅の面積では鱗翅目(蝶と蛾)世界最大と言われる有名な蛾です。旧MachintoshのWebブラウザー標準解像度(72dpi)では1.33倍ですが、Windows他96dpi解像度のモニタでは原寸で表示されているはずです。決して拡大図ではありません。沖縄県与那国島で最初に発見され、和名がヨナグニサンと付けられました。開発にともない絶滅が危惧され現在では天然記念物に指定されています。その標本が何故Fieldの手許に有るか?と申しますと、私の従姉妹が本土復帰前の沖縄県を訪れました。その当時はお土産品として普通 に標本を販売していたようです。半世紀も前の標本ですから、退色し全体が薄いベージュになってしまいました。それを撮影し、本来の色に近付けるように濃度を調整したのが上の写 真です。残念ながら赤の退色が激しく、本来有る赤い鮮やかなラインが再現出来ておりませんが、雰囲気とその巨大さだけはお伝えできると思います。