テングチョウ


テングチョウ
Libythea celtis Fuessly
(テングチョウ科)


                              
東京都奥多摩

分 布:北海道・本州・四国・九州
成虫の発生:年1回6月下旬ころ発生
越冬態:成虫      食 草:エゾエノキと思われる

 北海道にいることになっているのですが、残念ながら私は道内でこの蝶と出会ったことはありません。日高、夕張、札幌、道南での記録があるようです。北海道でよく見かけるイカリモンガという蛾と、色調や大きさが似ているので、何度かドキッとさせられたことがあります。またこの蝶は、日本では一属一種です。(テングチョウ科にはこのテングチョウしかいません)
 上の写真は私が東京に住んでいた頃、東京奥多摩にバイクで出かけ撮影したものですが、ちなみに私の赤いバイクとヘルメットには、このテングチョウのシルエットを描いてあります。

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