ルリタテハ


ルリタテハ
Kaniska canace no-japonica VON SIEBOLD
(タテハチョウ科)


                              

●分 布:北海道・本州・四国・九州
●成虫の発生:年1回7月中旬ころ発生
●越冬態:成虫
●食 草:オオウバユリ・オオバタケシマラン・サルトリイバラ(道南)

 

 表面の輪郭の内側の水色のラインが美しいチョウである。北海道では数が少なく、多産地はない。食草はユリ科に限られているようだ。飼育したところ、オニユリをよく食べた。他にカサブランカ、クルマユリも食したが、テッポウユリ、ギボウシ、エゾキスゲにはほとんど興味を示さなかった。幼虫は“J”の字状に静止することが多い。

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