アサヒヒョウモン


アサヒヒョウモン
Clossiano freija Thunberg
(タテハチョウ科)


                           撮影/2002.7.28.大雪山黒岳 

●分 布:北海道特産種(標高1700m以上の表大雪、表大雪の音更山など)
●成虫の発生:年1回6月末から8月上旬
● 越冬態:幼虫(4齢)   ●食 草:キバナシャクナゲとされる

 小型のヒョウモンチョウで混同するような近似種はいない。食草は、キバナシャクナゲが主であるが、全幼生期にわたり飼育された記録がないらしい。クロマメノキ・コケモモ・ガンコウランも摂取する。チングルマ・ミネズオウに産卵するが、これは食草とは考えられていない。 低空飛行で飛び回り、観察しずらい蝶である。

 

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