ヒメシジミ


ヒメシジミ
Plebejns argus Linnaeus
(シジミチョウ科))


                           撮影/2002.7.21 上士幌町幌加
 ♂

●分 布:北海道、本州・九州
●成虫の発生:年1回6月下旬ころ発生
●越冬態:卵
●食 草:エゾヨモギ・ナンテンハギ・オオイタドリ等

 デザイン的に、何となくシジミチョウの代表格のような蝶である。つまりシジミチョウらしい蝶なのだ。食草が多岐に渡るので当面 絶滅の危機はなさそうであるが、じゃあどこに行けば会える蝶かというと即答に困る。山地から平地まで普遍的にいるけれども、そんなに多産しているわけではない。7月初旬に更別 村へ行った帰り道、車を止めて一服と思ったら、道路脇にこの蝶が十数頭飛んでいて、妙に嬉しい気分にさせられた。

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