カラフトタカネキマダラネセセリ


カラフトタカネキマダラネセセリ
Carterocephalus silvicola Meigen
(セセリチョウ科)


                              

分 布:北海道特産種
成虫の発生:年1回6月中旬ころ発生
越冬態:幼虫
食 草:イワノガリヤス・クサヨシなど

 日高地方から道東にかけてのみ分布するが、本州にはタカネキマダラセセリ(高山蝶)という近似種が生息している。エゾシロチョウと、ミヤマシロチョウの関係によく似ているところがおもしろい。また、このチョウは幼虫で越冬するのだが、冬眠からさめた幼虫は、食草を食べることなく蛹になると言われている。なぜ蛹になってから越冬しないのだろう?

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