カラフトセセリ


カラフトセセリ

(セセリチョウ科)


                               2003.7.5  滝上町

●分 布:北海道北部
●成虫の発生:年1回6月下旬ころから発生  ●越冬態:蛹(?)
●食 草:イネ科のチモシー、ケンタッキーブルーグラス、オーチャードグラス等

 1999年道北でこの蝶は発見された。世界的に見て分布域は広く、珍しいくはない種類なのだが、これだけ調べ尽くされていたはずの日本で、どうして今頃発見されたのか?永く日本に生息しながら、その存在が知られていなかったのか、または近年輸入された牧草の種子などに卵が混入して移住してきたのか、真実は知る由もない。 とにかく小さくてすばしこい蝶で、吸密はシロツメクサ・ムラサキツメクサへの依存度が高いように思われる。

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