コノハチョウ
Kallima inachus Doyere
(タテハチョウ科)
2002.4.8. 石垣島
- 分 布:沖縄本島・石垣島・西表島
- 成虫の発生:本島では5月中旬〜年3回 八重山では周年5〜6回発生
- 越冬態:成虫
- 食 草:キツネノゴマ科オキナワスズムシソウ・セイタカスズムシソウ
- コメント:石垣島で蝶の撮影をしていた。アサギマダラ(北海道にも生息)を発見しそっと近づこうとしたときに、目の前を何だか派手な昆虫が飛んだ。けっこうな大きさで、バサバサと飛ぶ姿は蛾のようだった。無視しようかと思ったがどうも近くの木の枝に止まった様子。気になって目を懲らしていると、枝から枝へとまた何者かがバサバサ飛んだ。ズームアップしてファインダーから見た姿は、やはり蛾に見えたのだが、よーく見なおして驚いた。沖縄県指定の天然記念物コノハチョウだった。